統計不正 幕引き強行の思惑は

統計不正 幕引き強行の思惑は
 毎月勤労統計の不正調査問題で厚生労働相が「徹底究明」を誓ってからわずか2週間。厚生労働省の特別監察委員会は22日、調査結果を公表し、同省は幹部職員の処分を明らかにしたが、組織的な関与も隠蔽(いんぺい)も否定。「核心部分」は謎のまま、「幕引き」が強行された。政府、与党が決着を急ぐのは、参院選の惨敗につながった12年前の「消えた年金問題」の二の舞いを避けたいとの思惑があるからだ。

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 厚労省の特別監察委員会が22日公表した調査結果は、十分な裏付けもないまま組織的な隠蔽の意図を否定するなど「お手盛り」との批判を免れない内容だ。わずか2回の非公式会合で、事実関係が十分に精査されたかも不透明。賃金上昇率を押し上げた昨年1月の数値補正の経緯についても不自然さが際立ち、真相解明にはほど遠い。厚労省は「これで決着させたい」(幹部)のが本音だが、中立性を高めた体制によるさらなる調査と検証が不可欠だ。

[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 主要 統計不正 幕引き強行の思惑は

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